現役講師が教える音楽教室 月謝の相場とは?

音楽教室 月謝の相場とは?

音楽教室に通いたい!そう思った時に気になるポイントとして、私だったら挙げられるのはこの二つ。

●先生との相性

●月謝

まず先生との相性は、今後の音楽人生を左右されると言っても過言ではないでしょう。

これは体験レッスンを受けることである程度見極めることはできます。
ただ、先生の方も体験レッスンは気合が入っているので、本性を現すのは3か月後…かもしれません(私はそうです)。本当に自分と相性の良い先生を見つけるには、最低でも3か月を見ておいた方が良いかもしれませんね。

次に知りたいのは毎月のお月謝です。

高すぎても困りますし、安すぎると「ちゃんと教えてくれるのか?」不安になってしまう方もいらっしゃるでしょう。

音楽業界の相場としては毎月1万円を見ておくと良いでしょう。
全体的に、大手音楽教室の個人レッスンは(施設費込みで)これよりも値段が高く、個人経営の音楽教室の方が安い傾向にあります。

ただ、大手でも個人でも共通していることは、教材費は別途請求されるということ。
教材費込みの音楽教室は滅多にありません。その都度請求されます。

しかも現金払いが基本です。

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大手音楽教室の月謝相場

音楽教室で有名どころと言えば、ヤマハやカワイですよね。
沢山のコースがあり、講師陣も難関試験を突破した先生しかいません。技術力は確かです。
必ず自分に合った楽器を見つけることができるはずです。

グループレッスンの場合、チラシを見ると年間40回レッスンで大体5,000円のようです。

しかし、これのほかに諸経費や会場費も必要になります。時間は1時間。
実は小さく「施設費○○円」と書いてあるんです。これは毎月請求されます。
それをプラスすると、大体7,000円くらいが相場になります。

それでもやはり、かなり安めの設定ですね。

このほかにも、平均して年に2回ほど教材費がかかり、発表会代、入会費もかかります。

個人レッスンとなるとさらに高くなり、上達レベルによっては1万円以内で受けることは難しくなってくるようです。その代わり、自分の上達具合によって指導方法を変えてくれます。

個人経営の月謝相場

地域によって変動はありますが、年間40~45回レッスン30分で6,000円~8,000円が相場のようです。
ただ、冬場は「暖房費」と称して1,000円ほど上乗せされる地域もあります。
例えば、私の子供のころに通っていた個人音楽教室では、冬場の3か月間は「暖房費」と称して1,000円上乗せされました。

また、出張レッスンをされている先生も多いですが、その場合、交通費も込みで1000円~3000円プラスされた設定になっていることが多いです。
時給に換算すると、移動時間も仕事に含まれる、といったところでしょうか。

安かろう、悪かろうではない

良心的な値段を設定している音楽教室はたくさんあります。
逆に、高い音楽教室もあります。

でも、どちらの音楽教室にも言えることは、自分に合う合わないは講師次第と言って良いでしょう。
月謝が安い音楽教室でも、素敵な先生はたくさんいます。
月謝が高い音楽教室でも、教え方がわかりにくい先生も少なからずいます。

もう…こればっかりは「運」ですね。

それは学歴でも同じ。

例えば、音楽の最高峰と言われる〇大学出身で演奏活動をバリバリしている先生についたからと言って、必ずしも自分も上達するとは限りません。教え方もうまいとは限らないからです。
ココの見極めが難しいところなんですよね。

何よりも大切なことは、とにかく無料体験レッスンを受ける事。
これである程度の先生との相性を見ることができるはずです。

自分のやりたい楽器が決まっているのであれば、まずは無料体験レッスンを受けてみることを強くおすすめします。

最初はかなり安く設定されている

講師の立場から言うと、初心者からは1万円以上の月謝をいただきたいくらいの手間と、プレッシャーを感じてレッスンしています。
多分、これが講師みんなの本音です。

初心者を受け持つ先生は、生徒のその後の音楽人生を背負っています。
常に注視していなければならないし、詳しく丁寧に分かりやすくかみ砕いて説明するのは、かなりエネルギーを使うんです。

それでも初心者のレッスン代をかなり安く設定しているのは、皆さんに音を楽しむ喜びを味わっていただくため。
そのため、無料体験レッスンという報酬のない仕事や、低価格の月謝設定をしていると思っていただけると幸いです。(昔は無料体験レッスンを受けるとワンコインの報酬を頂けていましたが、このご時世になり今は無報酬になりました…。私の勤めている所はです。)

その分、テクニックが上がるにつれ月謝は高くなっていきますが、上達すれば上達するほど、専門知識が必要になり、講師自身も常に勉強が必要になり、これまた大変な仕事となります。

結局、音楽講師の仕事は割に合わない仕事だなと思う事もあります。
特に大手音楽教室の場合、お月謝のほんの何割かしかいただけません。

かといって、個人音楽教室の場合は、お月謝が全部が自分の手元に入りますが、光熱費や楽器の修理費、調整代、研修代など自分で払う必要があります。結構お金がかかるんですよね。

それでも、音楽に触れている事は楽しいですし、生徒さんがだんだん上達していく姿を見るのには幸せを感じます。

結局のところ、講師は音楽バカなんですよね。
どんなに安い報酬でも、音楽が楽しいから辞められません。

お金の事だけ考えるんだったら、近所のコンビニで働いた方がよっぽど効率が良かったりしますが、それでも辞めません。

そんな良心的な音楽教室、是非体験してみてください。
生徒さんとのアンサンブルは、どれだけ生徒さんのレベルが低かろうと、やっぱり講師も楽しいもんです。

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